矢幡洋の犯罪心理学と事件-日々の考察

犯罪事件コメンテーターとしてTVに出ることがあります。社会の出来事や自分の体験を心理学的に考察します。3日に一度、昔、単行本などに書いた少年犯罪分析を連載します。自分で取材した古い事件もあります。他、本家ホムペ・ブログ更新情報も告知します。

「元の世界に戻して」被虐待児は成長した後、解離障害に襲われる。その後・・・この部分は8月31日までネット上で無料立ち読みできます!
もし元不登校児の娘が自閉症だったら
「ママなんか死んじゃえ」衝撃の著者家族ノンフィクション!   

戻ってきた母親と娘のつながり

戻ってきた母親と娘のつながり

きのう、妻が眠る前に「今、自分が青春を初めてやっているような気がする。

同性の友達がほとんどいなかった。今、エリが友達みたいな感じ。 1時間ぐらい

なら会話が続けられるし」と言う。

 妻は、昨日はバテバテになりながら、エリの好む無料ライブに炎天下を付き合

っている。それから俺2人でバレエのDVDを見てはしゃいでいる(もっとも、エリ

がチャイコスフキーの曲を好み、 1学期の終わりごろにYouTubeでバレエの動画を

見るようになってきたのを見て、とチャイコスフキーとプロコフィエフのバレエ

DVDを63購入したのは僕だ。ただし、一緒に見る時間がない) 。

 妻は、 YouTubeで歴史の解説ものの動画を見つけては、エリに見せて、説明し

ている。エリは、アンネ・フランクの伝記漫画を買ってきた。言うことが、 「ネ

ットの性格判断で見たら、自分は天草四郎とジャンヌダルクだった」の延々と続

くワンパターンではあるが。

 1学期の宿泊先から出してきたはがきは、宛先は僕だけだった。夏休みに入って

からの合宿先から出してきたはがきには、僕と妻の2人の名前が書かれていた。

 1学期の頃から、 「エリと友達みたいな関係になってきた」と妻が言っていた

が、障害特性が希薄になっててん妻にとってコミニケーションしやすいレベルに

なってくれたからだと思う(それと、勉強の指導を妻にさせないようにしている

事)